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2018年12月29日から31日までの3日間でコミックマーケット冬の陣が開催されました。私は30日(2日目)に行ってきましたので、そのレポートを皆さんにご覧いただきたいと思います。
濁流の中をさかのぼるように会場へ足を進めていきます。このとき私は17時まで一般ブースはやっていると勘違いしており、まったり写真を撮りながら歩いていました(すでに大遅刻なのに呑気)。一般ブースの終了時間は16時までということは後になって知ることになります。
国際展示場駅から一般販売ブースまで1㎞ほど歩くので、会場入りは15時50分くらいでした。やっと会場に到着し、あの大空間のホールにワクワクの気持ちで入っていきました。しかし次の瞬間、その閑散とした空気に寒気を感じました。まばらにしか人がおらず、長テーブルのうえに積まれたパイプ椅子の鏡面反射が、私の目を眩しく照らしていました。
15時40分に国際展示場駅に降り立ったわけですが、すでに大勢の人々でごった返していました、帰りの人たちの行列で。この日は12時頃には会場入りするつもりで前夜より準備を進めてきました。しかし寝坊と動画編集により大遅刻を引き起こし、こんな遅い時間からの入場となりました。私は今回で5回目のコミケ入場となります。
一般販売ブースの他に、企業ブースの区域もあるようですが、コミケの企業ブースに私はほとんど興味がありませんでした。しかし今日ばかりは何もせずに帰る悲しみを慰めるために、企業ブースにも行ってみることにしました。
企業ブースの会場はまだ営業が続いており、人も少ないながらにぎわっていました。私は特に興味のあるゲームもグッズもなかったため、とりあえず初めて見るゲームのレイヤーさんの写真を撮ってまわりました。私はレイヤーさんの写真を撮ることにも興味がなかったため、今回の撮影は新鮮な経験でした。
Atsutaさんとお会いし、企業ブースをざっと見まわった後、私はコミケでやるべきことを失いました。一般コスプレ区域もほとんど店じまい。どうしたものかと、ふとホールの外に出たところ、そこは夕日が創るグラデーションの景色が広がっていました。すごく寒い日だったけれども、太陽が私の体をほのかに温めてくれていたのだと、ホールの外をゆっくり歩きながら感じていました。コミケ敗北者の楽しみ方です。
コミケでの寂しい気持ちと、アキバでの熱語らいの宴。この両極端を1日の中で経験できたことは、この先のいい思い出となりそうです。今後も皆さんとの関わり合いを大事にしていきたいと、改めて思った日でもありました。